ゴーン氏の逮捕と日産自動車の株価が下落と今後の予測について

日産自動車の株価が下落しています。

この日産株の下落は、日産とルノーのトップであったカルロス・ゴーン氏の逮捕の衝撃によるものです。

日本のマスコミはもとより、ウォールストリートジャーナルの11月20日の朝刊のトップも、カルロスゴーン氏の逮捕のことだし、ブルームバーグでも、1日中カルロス・ゴーン氏の逮捕について大きく報道されていました。

こういった中で、日産の株価が、下落しているのです。

カルロス・ゴーン氏は、長らく日産自動車のトップだったからです。

それではこの株価の下落を下落をどう見るべきでしょうか?

一時的なことでしょうか?継続するものでしょうか?

このことについて多くの報道がなされていますが、大前研一の記事が秀逸ですので、ぜひこの記事を読んでみてください。

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「日産・ルノー経営統合説」浮上で問われる重大疑問

https://blogos.com/article/298874/


この大前研一の分析によれば、日産とルノー両方のトップであったカルロス・ゴーン氏は、日産とルノーの取引で、ルノーの利益が出るように、取引を操作していたとのことです。

つまり日産自動車は、ルノーに利益が絞りとられていたのです。

 

これはカルロス・ゴーン氏の日産の株主に対する許されない裏切り行為です。

 

この裏切り行為を日産自動車の内部の勇気ある方々が、カルロス・ゴーン氏をを告発することで、日産自動車日産自動車の株主を守ったのです。


つまりカルロス・ゴーン氏の逮捕は、日産の利益であり、ルノーの不利益なのです。

ですので、株価はですので、ルノーとの提携が、なくなっても、日産自動車にとっては、利益はあっても、不利益は全くないのです。

 

結果的に今後は、日産の株価は上昇し、ルノーの株価は下落すると思われます。

 

カルロス・ゴーン氏が就任して以来、日産の自動車は、コストカットのせいで本当にひどくなったと思います。


今後の日産自動車の闘魂を期待しています。